七人の侍
年末年始に観た映画の話②
NHKのBSかなんかで黒澤特集やってた。
黒澤作品の特集は、数年に1回とかそんなペースでやってる気がする。
今回は『七人の侍』と『生きる』、『用心棒』、『椿三十郎』を観た。
ってことで今回は七人の侍の話。
まあ説明要らずの傑作だよね。
何度観たかわからない。
何度観ても、水車小屋から女と赤子を助けるシーンでの、三船の『こいつは……俺だ!』で号泣。
しかも今回は、個人的事情により、合戦シーンでなんか終始ウルっと来てました。
もうみんなが必死に走ってるシーンとかでも泣きそうだった。わろた。
七人の侍は、当たり前なんだけど、すごく凝られていて、例えば名作と呼ばれる映画にも、鑑賞中に少し引っかかる点とかあるわけだけど、個人的には七人の侍にはそれがない。
そういった作りこみが素晴らしくて。
あと個人的には、やっぱり黒澤作品は、『黒澤、小國、橋本』の脚本が好きだなあ。
ああ、そういえば三船の最期のプリケツでも涙した。
まあホントに映画だけど映画の枠を超えているような。
映画だけでなく、芸術すべてをひっくるめても、間違いなくトップレベルの芸術作品。
それが七人の侍かなと思う。
細かいこと言い出すと止まらなくなるので、この辺で。