インドネシア現地採用者のつぶやきぃ

インドネシアで現地採用として働いている人の戯言

そうは言っても

前の記事で、うちみたいな田舎の工場に働きに来る子は、要は能力が低いと書いた。

正直、間違っていないと思う。

ただ、それでも俺はみんなのことが好きで、現状楽しくやっている。

そこは勘違いしないでもらいたい。

なんか弁明しているみたいだけど、インドネシアの田舎の工場で働く楽しさってそういうところだと思う。

 

つまり、かっこよくいえば人間教育ってやつだ。

会社で働いたこともなくて、仕事ってなんなのかも全然わかっていないような子たちと一緒になって仕事して、一緒になって作り上げていく。

今まで、無断欠勤、勤務時間も守らない、掃除しない、勤務時間中に座って雑談、工場内で飲食 etc...みたいな子たちがだんだんと大人になっていく。

そういった彼らの変わりようを見られるところに楽しさがあると思う。

もちろん、どうしようもないやつもいるわけだけど、多くの子たちは少しずつ変わっていくし、中には宝石の原石のような子たちも混じっていて、そういう子たちが磨かれたことで光を放ち出すと嬉しくなる。

 

システムがすでに揃ってて、システム通りに動いて、大きなプロジェクトは日本からの指示通りに動く。

基本的に現地採用の役目は、駐在と現地の従業員の調整。

もちろんそういう形も良いけれど、個人的には、もし海外で現地採用として働くならば、俺が働いているような小さい企業で、その国の人たちと一緒になって、イチから会社を作り上げていくようなところで働くことをおススメしたい。

もちろん海外で働く理由は人それぞれなのだから、合う人合わない人がいると思うけどね。

 

さて昼飯食べよ。